悲しい事件


鉄道駅からトマス家に向かう車での中で色々と積もる話をしていたのですが、あまり嬉しくないニュース。私が来る少し前に、学習支援をしている家族の女の子の一人がレイプ被害にあったという。まだ11歳の女の子で、何が起きたのか分かっておらず、学校で先生が女の子の歩き方が変だったため話を聞くとお腹が痛いというので、さらに詳しく聞いて事態が発覚したそう。

ケララの学校の先生の80%は女性なんだそうです。子どもたちのケアも充実していて、こうして先生やカウンセラーが注意深く見守っています。少しでも様子のおかしい子がいれば、必ず話を聞くのだと言います。それでなければ今回のことも発覚しなかったかもしれません。

レイプをした男性は女の子の家族の知り合いで、家族が出かけて女の子が一人になったところを見計らって家に入ったのだそう。残念ながら、ニュースにはなりませんが、こうした事件は本当に多いです。特に、貧しい人々やダリットの人々が被害にあってしまいます。

でも、脅されたり、警察も相手にしてくれなかったり、恥ずかしさから泣き寝入りしてしまうケースが多い。今回は、女の子のお母さんがとても強い人で、トーマスさんも後ろについて支援をしているので、きちんと事件として処理されることになりました。


学習支援を行う子供達の集まり。

この後、学習支援を行う子供達の集まりで女の子とお母さんと女の子のお姉ちゃんに会いました。集まりの間、後方に座っていたお母さんはずっと、前方に座る姉妹のことを見つめていました。そんなお母さんを見ていたら胸がいっぱいになりました。止まらない暴力。どうにかならないのでしょうか。

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