嬉しいこと

帰国前にリシケシに行っていたのですが、インドは夏休み中で観光客が溢れ、道路も規制され大渋滞。リシケシのバススタンドから宿泊予定の知人宅にどうやって行こうか頭を悩ませていました。すると、バススタンドの近くにいる別の知人に連絡がとれ、忙しい中、バイクで送ってくれました。

昔、同じバイクでよくヨガ教室に送り迎えをしてもらっていました。気がつくと、ヘッドライトもウインカーもテールランプも光らず、クラクションもならず、ブレーキもうまくきかず、タイヤもツルツル。一度止まるとエンジンも止まってしまう。

「バイクの手入れができなくて。ごめんね、安全運転でいくから。ゆっくりしか走れないけど、あはは」と言って笑っていました。

育ち盛りの二人のお子さんがいて、大変なんだと思います。でも、バイクは仕事にも生活にも必要で、お子さんの学校への送り迎えもしている。

これじゃ危ない。笑っている場合ではない。

昔、大変お世話になり、今回もピンチを救ってもらったので、デリーにいる共通の友人に話をしました。でも、彼は決して金品を受け取ってくれるような人ではない。どうしよう。

帰国前、借りていた部屋の1ヶ月分の預金が返ってきて、帰国間際にそんなに現金も必要なく、持って帰り(持ち出し禁止ですが)去年のように高額紙幣が廃止なんてことになったら大変なので、同じく心配をしていたデリーの友人に預け、バイクを修理に出してきてとお願いしました。

デリーの友人がリシケシまで行き内緒でバイクを借り修理へ。無事に修理が終わり、まるで新品となったバイクを渡した時の様子を動画で送ってくれました。


修理に出されるバイク。


嬉しかったです。

インドにいると、必要な時に必要な人や出来事が現れ、自分のすべきことがわかります。『アルケミスト - 夢を旅した少年』の"前兆"ではないですが、いつどこでも、それに気づいていたいです。


「修理代はどうしたのって、しつこくて。ホンダから期限付きのギフト券をもらったが、ホンダのバイクを使っているのは他にいないから」と言ってくれたそう。嘘が上手い友人です。

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