心温まるニュース

インドは熱波が来ていて、デリーもやっと45度を超えました。こんなに暑い中、ラマダンが続いていて、ムスリムの人々は断食中。そんな今日、あるニュースを目にしました。

サラセミアを患う8歳の男の子の体調が悪くなり、父親が病院に連れてくると、男の子はすぐに輸血をしなければならない状況でした。サラセミアという病気は知らなかったのですが、貧血の病気で、対症療法として輸血を行う必要があるようです。しかし、男の子の血液型に合う血液がありません。

すると、同じ血液型のあるムスリムの男性に声がかかりました。しかし、彼は断食中。ドクターは、断食中の人から血液を採ることはできないと伝え、断食をストップする必要があると告げます。献血中は、水分補給などが必要だからですよね。


ムスリムの人々にとって、ラマダンの断食は、ものすごく大切な意味を持っていると思います。しかし、彼は宗教よりも、男の子の命を救うために、断食を破り、献血をしたのだと言います。彼は、「自分の信じる宗教は、まず仲間を救うことを教えている。イスラム教は、何よりも慈愛を説いている。」と言ったそう。信じる教えをどう理解して実践するかが大事だと心から思いました。

ニュースは、「ムスリムの男性が男の子を救うために断食を破る」という見出しが多かったですが、「イスラム教徒がヒンドゥー教徒を救う」と大々的に書いてあるところもありました。

思想や宗教を超えて、共に生きることができる社会が広がればいいなと思います。

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