子どもたちの様子

毎月の子どもたちの教育支援は、1月には施設に集まり、生活物資の支援を行うことができました。
その他の月は、特定の店舗で物資を受け取ることができるクーポンの配布や、必要に応じて個別の対応を行なっています。
現在は天候も良く、感染状況も落ち着いているため、子どもたちは学校での学びに励んでいます。

そんな中、インドでは子どもの読み書きの能力が2012年以前のレベルにまで落ち込んでいるという調査結果が伝えられ、パンデミックの影響が出ていることが懸念されています。
シーズインディアがあるケーララ州は、感染状況がなかなか改善せずにいた地域ですが、特にその低下が大きいと伝えられています。











インドでは多くの地域でほぼ2年にわたって教育機関が閉鎖され、その間はオンラインの授業やテレビを通じた授業が行われていました。
皆様のご支援を通じ、これまで子どもたちは不安定な生活の中でも勉学に集中し、高等教育まで受けることができている子どもも多くいます。
その後は安定した仕事に就くことができ、生活の厚生の向上にとても役立っていましたが、支援を行う子どもたちにとって、オンラインの授業やテレビを通じた授業へのアクセスは容易ではありませんでした。

こうした調査結果が伝えられ、シーズインディアでも子どもたちの今後の状況を懸念しています。
支援は生活物資や学用品が主なものとなりますが、子どもたちとの関わりの中で、必要な助言や支えを与えられるように、子どもたちやその家族とはいつもで話ができる環境を整えています。

1月28日にご寄付をご入金いただきました方、いつも本当にありがとうございます!
次回の送金は3月下旬を予定しています。
インドは寒かった北インドも寒さが和らぐ時になりましたが、日本では厳しい寒さが続きますので、皆様お身体にお気をつけてお過ごしください。