ガス不足
今日の写真は、病院での食事の配給の様子です。 引き続き、パンやバナナ、お水などを直接患者さんやご家族へお配りしています。 インドは一年で一番暑い時期に入りましたが、ケララでは例年よりも気温が高く、湿度も非常に高い状態が続いているようです。 高齢者や子ども、持病を持つ方にとっては単に「暑い」というレベルを超えた“危険な暑さ”となっているようで、州の保健当局は、日中の外出を控えることや、こまめな水分補給などを呼びかけているそうです。 まだまだ暑い時期は始まったばかりで、ケララでは6月に雨季が来るまで体に堪える暑さが続きます。 現地の方々が少しでも健やかに過ごせるように願ってやみません。 暑さも心配ですが、さらに深刻なのがLPG不足の問題です。 先週も少し更新させていただきましたが、中東情勢の影響などにより、インドへのガス供給が不安定になり、ケララでは商業用ガスを中心に供給が大きく滞っています。 これを受けて州政府は、24時間体制で供給状況を管理する「war room(対策本部)」を設置し、ガスの在庫や配送をリアルタイムで監視するなど、緊急対応に乗り出したそうです。 それでも供給は追いついていないようで、政府はガスの使用に優先順位を設け、病院や学校などの公共性の高い施設を優先する一方で、レストランなどの商業施設には大幅な制限をかけています。 その結果、多くの飲食店が営業縮小や一時閉店を余儀なくされ、地域の食のインフラが揺らいでいると言います。 さらに「SOSポータル」というものも導入されて、結婚式や葬儀、宗教行事など、どうしてもガスが必要なケースに限り、特別に供給を申請できる仕組みが整えられているそうです。 行政が個別に審査し、本当に緊急性の高いものだけにガスを割り当てるという、例外的な配給制度のようですが、通常の供給体制がすでに限界に達していることがわかります。 ケララは美しい自然や文化で知られ、観光業が盛んですが、現在はツーリストバスの運行にも支障が出始めていると言います。 レストランやホテルが十分な食事を提供できなくなり、ツアーそのものが成立しなくなっていることが原因のようです。 猛暑の中、広い分野に連鎖的な影響が及んでいるようで心配です。 1日も早く世界の状況が落ち着くように願ってやみません。 ご寄付の送金につきましては、これからの予定になります。 4月頃を予定し...