スジャータ一家とお店のこと

今年ダリット村を訪れて、去年新しくした日用品を売るお店の売り上げがよくないことを知りました。当初は旦那さんのラーダークリシュナンと長女が店番をする予定でしたが、なかなか思うようにいかないようです。

旦那さんは今まで通り、宝くじ売りの仕事のために、街まで出かけています。ただ、片足が義足なので、行き来も大変。本当は、出かけなくても済むように、お店を立てたつもりでした。


村を訪れた時も、祝日でしたが、街へ仕事に出かけていて会えませんでした。代わりに長女が店番中。

旦那さんは事故で足を失ったので、障害者として政府から援助を受けて、以前はスクーターを所持していました。でも、長年乗り続けてもう動きません。援助を受けられるのは一度だけで、もう一度申請することはできません。安全に乗れるスクーターは日本円で10万円くらい。一家にはそんな余裕もありません。

旦那さんの本来の仕事は農業ですが、本当に働き者で、腕がよかったと、トマスさんが言っていました。少しでも生活が楽になることを祈るばかりです。