ネパールのこと

ネパールで大きな地震が起きてから3年。先週少しだけトマスさんにお会いして、ネパールの話を聞きました。トマスさんは知り合いのNGOを通じてネパール支援を行っていて、今回もたくさん寄付を運んだようです。


中国とインドに挟まれた小さな国。技術も資金もなく、復興は思うように進んでいないようです。ケララだったらすぐにストライキが起きて、政府に対して、ああでもない、こうでもないという人が現れる。でも、ネパールではそういう人がいない。皆、今に感謝して満足して生きている。と。トマスさん。究極のスピリチュアリティが実践されているようです。

明日のことではなく、今日生きることを考える。ヨガでも教えられることですが、キリスト教でも大切な教えだとクリスチャンのトマスさんが口にしていました。



物的な量は劣るかもしれませんが、満足して幸せだと感じる瞬間がより多ければ、それほど豊かなことはないなぁと私も考えさせられました。それでも、生活の質を向上させるために、もうしばらく支援を続けるようです。

ネパールの野菜売り。インドとほとんど変わりません。



それにしても、昨日の朝は衝撃のニュースで目覚めました。シリアへの攻撃。先に化学兵器が使用されたかもしれないとなった時も、すごく大々的に取り上げられていました。日本はモリカケさんでお忙しいようですが、世界は激しく動いています。