たまご

ケララの話の続きです。必要な物資の購入のためにトマスさんとマーケットを訪れていた時、いつも購入するお店に寄りました。

ここのお店のオーナーさんはSEEDS-INDIAの活動に賛同してくれて、太っ腹なつけ払いでサポートをしてくれます。つけ払いはインドでもよくあり、1〜2ヶ月分の支払いをまとめてできるので、トマスさんもとても助かっているとか。


ここのお店の店頭には、2種類の卵。きれいに並んでいる白い卵は、大量生産された卵。左側のオレンジのカゴに雑多に入っている茶色の卵が、この地域でとれた卵とのこと。SEEDS-INDIAでも鶏小屋の支援をしていますが、家庭などで大切に育てられた鶏の卵です。値段を聞くのを忘れてしまった(失態)のですが、割と高めだと思います。

デリーだと、安価な卵は1個5ルピー(約8円)くらいで売られています。オーガニックで放し飼いの卵もたくさん売られていますが、1個20ルピー(約30円)くらい、もしくはもっと高価なものもあります。生活が厳しい人々にとってはなかなか手が出ない価格。

命の大切さとか、食べ物のありがたみとか、こうしたところで少しづつ気づいていければいいなと思います。