山岳地帯の様子


今日の写真は山岳地帯で暮らす先住民族へ生活物資の支援を行った様子です。
ケララは今年は早くから容赦ない熱波に見舞われていて、人々も疲れが溜まってきているのではないかと心配です。
山で水が不足していることから山岳地帯に暮らす野生動物が街まで出てくるなど、生活のさまざまな面に影響が出ています。

森林局では森林火災を防ぐための管理を集中的に行い、先住民族へは飲料水を確保するよう努めるなど、山岳地帯でも取り組みが進んでいるようです。
ケララで雨季が始まるのは6月上旬で、暑さはまだ1ヶ月続きます。














インドは今が一番暑い時ですが、北部のカシミールでは積雪がありました。
一方で、南インドでは早くから暑さが続き、目覚ましい経済成長が続く中、水不足で経済活動にも影響が出ている地域があります。
各地で異常な気象パターンが続いているので、何よりも食料品価格の高騰が課題になっています。

今年はエルニーニョが終息して、インドは十分な雨量が得られるのではないかと見られていますが、少しでも気候が穏やかになるように願うばかりです。