出稼ぎに来ている人々への配給

少し前にトマスさんから報告をもらっていました。タミルナードゥ州から出稼ぎに来ている人々が集まる地域への配給の様子です。ケララはインドの中でもお給料がいいので、他州から出稼ぎにくる人々が多くいます。

配給を行った地域に住む人々は、豪雨の災害が起きた直後にタミルナードゥへ戻っていたそうですが、そちらでは仕事がなく、少ししてからまたケララに戻ってきたそうです。新たに仕事を得られた人はいいですが、まだ仕事を得られていない人も多いそうで、一日中、仕事を求めてあちこち歩き回っているそうです。

仕事が終わって、または仕事探しを終えて、皆さんが家に戻る頃に配給を行ったので、写真は少し暗いです。とても小さな建物に住んでいて、電気もなく、調理設備もないため、台所用品や食料品を配給しました。






遠い地域で、自分には関係のないような出来事のように見えますが、あちこちまわって、世界はとても密接につながって動いていると感じることがとても多くありました。自分が今こうして生活している中でも、遠く離れた人々とお互いに関係し合いながら、どこかで一つに繋がっていることを忘れずにいたいです。

皆様からいただいたご寄付が、こうして形になって、人々に渡ることをとても嬉しく思います。