スラムに支援

SEEDS-INDIAでは、トマスさんの知人で、お隣のタミルナードゥ州マドゥライのスラムで活動している方を通して、スラムの居住者にマスクの配給を行いました。スラムに居住しているのは主にダリットの人々で、貧困などもあり、目の見えない人が多くいるのだそう。初めてマスクをつける人も多く、身につけ方などの指導も行いました。

マスクはSEEDS-INDIAの施設で製作が続いていて、今回は500枚を配ることができました。私も時間がある時にマスクを作っているのですが、柄を合わせたりしながらちゃんと作ると1つに30分くらいかかるので、この枚数を準備するのは大変だと思います。







インドは段階的な封鎖の緩和が続いていて、もちろん分母が大きいのもありますが、新規感染者数は世界で5番目になっていました。まだピークは来ていないというので、これからどうなるか。

ヨガを通じて身体と向き合いながら感じるのですが、動きがある場所には命や再生があり、動きがない場所には死や腐敗があります。一生封鎖するなんてことはとてもできないので、社会経済活動を再開するのは致し方ないと言われていますが、どうにか良い方向に動くように祈るばかりです。