またロックダウン?

引き続き、SEEDS-INDIAではタミルナードゥ州マドゥライのスラムで物資の支援を行いました。目の不自由な人々を中心に、約50家族への支援です。タミルナードゥ州はムンバイのあるマハーラーシュトラ州に次いでインドで2番目に感染者数が多い州になっています。




ロックダウンの措置が緩和されているインドは新規感染者数が急増中ですが、その勢いがすごいのがデリー。ロックダウン再導入の動きが見られましたが、本当に「進むも地獄、退くも地獄」という状況なのだと思います。

デリーは友人がいるのでいろいろ情報が入るのですが、もう医療崩壊なのか、最高裁もhorrendous, horrific, patheticなどという言葉で批判していたのでびっくりしました。私立病院は人工呼吸器をつけてICUに1泊したら10万円くらいになっていたので、私などとても入れません。医療現場にいる友人が心配で、何もできないのがもどかしいですが、万物が穏やかに暮らせるように祈るばかりです。

そして気にかかるのが地震。最近日本も地震が多いですが、デリー周辺もすごく揺れてます。普段は半年いても地震が一度あるかないかくらいで、どちらかといえばあまりないところですが、頻繁に小さな揺れが来ています。

友人たちには地震に備えるTo Doリストを送りつけてますが、意外に役立っているようで嬉しい。インドは建物も耐震などではないところが多いだろうし、密集しているので、私もデリーの部屋に入る時は、災害時にどうやって逃げるかをまず確認。火事が起きたら隣の建物に飛び移る方法もシュミレーションします。あとは前のマンゴーの木に飛び移るなど。というと笑われますが、笑われてもいいのでみんなには安全でいて欲しいです。

と言っても、比べ物にならないほどインドの皆さんは強いし、インドにはあの「ジュガード精神(革新的な問題解決の方法)」があるので、きっと、うまくいく!はずです。