感染状況まだ改善せず

ケララの感染状況ですが、依然として良くないままです。SEEDS-INDIAがある地域も特に感染者が多く、レッドゾーンに指定されています。かなりの制限があり、外出は難しい状況です。

支援しているダリット村も感染者が多く、特に今回は容態がひどくなる人が多いようです。私が学生の頃にケララに滞在していた時、熱心にお世話をしてくださった当時の洋裁教室の先生もかなり重篤になってしまいました。

この方もダリット村の女性で、とても医療費を工面できる状況ではなかったのですが、サポートをいただき、大きな病院に移って集中的な治療を行なっています。病院の食事を作っていたダリット村の女性も、容態が悪化しています。どうにか回復してくれるように祈るばかりです。

写真は先々週に行った困窮する人々への支援の様子です。引き続き、生活物資の支援が続いています。










懸念されていたモンスーンの雨ですが、これまでのところ、大きな被害が出るような状況にはなっていません。7月は少ないほどだったようです。農業は雨水に頼っているので少な過ぎるのも心配ですが、例年では今ごろがもっとも大雨の影響が出やすい時なので、このまま穏やかに過ぎて欲しいです。

雨はそれほどではないですが、レッドゾーンに指定されていて思うように外出ができないため、村の人々はほとんど仕事はできない状況です。

インド全体では4万人前後の新規感染者数ですが、ケララは2万人を超える日が続いています。とても小さな州なのに、インド全体の半分以上がケララ...。よくニュースを追えていないのですが、なぜケララだけこんなに状況が改善しないのか、疑問です。心配が尽きません。

8月13日にご寄付をお送りいただきました方、いつも本当にありがとうございます。終わりが見えず苦しい状況が続きますが、皆様には継続してたくさんのご支援をいただき感謝しかありません。本当にありがとうございます。