不安定な天気

ケララで8月の上旬に降った大雨ですが、中旬にはだいぶ落ち着き、浸水した地域に居住する村の人々は避難を終えて、自宅に戻りました。その後は、自宅や周辺の清掃に取り組んでいます。

しかし、8月最終の金曜日からまた雨がひどくなっています。2018年の豪雨災害以降、毎年、支援をする人々が暮らす村の周辺が浸水する被害が出ていますが、8月を過ぎればひどく降る雨は落ち着くので、もう少しと思っていたところでした。

村の人々が暮らす家の多くは、コンクリートが打ちっぱなしの状態なので、浸水しても、洗い流して消毒をするなどの衛生対策を講じれば、また住めるようにはなります。ただ、2階があるわけではないので、物を移動したりはできず、浸水によって使えなくなる生活用品が多くあります。毎年この状況になるため、落ち着いて暮らしを再建することができません。

日曜日までは警報が出ているようですが、やっと自宅に戻ったところなので、また浸水して被害が出るようなことがないように願うばかりです。

写真は、引き続き、生活物資を支援した時の様子です。浸水していない地域に暮らす人々でも、大雨で外の仕事がほとんどできず、仕事を得られていません。外での仕事がメインなので、天候に左右され、不安定な状況が続きます。








雨が落ち着いたので、農家の方たちも農作業を再開する計画を立てていましたが、ここでまた大雨になったので頓挫しています。

9月8日には、ケララで一番大きなお祭りであるオーナムがあるので、これから雨が落ち着いて、喜びの時を迎えられるように願っています。

そして、8月21日に送金いただきました方、いつも本当にありがとうございます!次回の送金は9月下旬を予定しています。8月も終わりになり、季節も変わってくる頃になったので、皆様もどうか体調にお気をつけてお過ごしください。