雨季も終盤

インドは4ヶ月に渡る雨季が終わりに近づいてきました。SEEDS-INDIAの周辺では、何度か避難を要する豪雨になりましたが、2018年のような大きな災害になることなく、雨季を終えることができそうです。

雨季は恵みの雨が降り、大きな祝祭がある時でもありますが、毎年びくびくするように生活するようになってしまいました。少しでも穏やかに暮らすことができるように、私たちも自然に学びながら過ごさなくてはいけないなと思います。

写真は、出稼ぎ労働者が暮らすコミュニティで物資の支援を行った時の様子です。コロナも雨も落ち着き、皆さん仕事に戻ることができていますが、まだまだ状況は不安定です。街で仕事をしたり、仕事を探したりしてコミュニティに戻るのは夜になってしまうので、毎回、コミュニティでは暗い時間帯の支援になってしまいます。

以前の生活に戻るにはまだまだ時間がかかるかもしれませんが、これからも定期的に支援を継続していく予定です。









一方でコロナですが、インドはすっかり落ち着いています。2週間後には、日本の年末商戦のようにマーケットが一番忙しくなるディワリの祝祭がありますが、2年にわたって盛大な祝福ができなかったので、今年は賑やかになるんじゃないかなと友人が口にしていました。

一昨年は第1波が続いていた時で、昨年は多くの人が亡くなった第2波の後でした。友人も第2波の時に身内の方を亡くしているので、しばらくお祝いする気分ではなかった、今年はできるといいなと言っていました。

これから賑やかな喜びムードを迎えますが、今年こそは良い時を過ごしてほしいなと願っています。