鶏小屋の支援

今年も鶏小屋の支援を行うことができました。今年は合計で8個(8家庭分)の鶏小屋を支援しています。

貧しい家庭では卵を売って生計を得ることがよくあるのですが、SEEDS-INDIAでは毎年継続して鶏小屋の支援を行なっています。大工さんにお願いをして、木材の調達から製作まで、天候を見ながらSEEDS-INDIAの施設で行なっています。

トーマスさんのところに滞在していると、ご近所さんの鶏が元気に鳴く声で目覚めることがあります。鶏を飼っている家庭が多く、朝はずいぶん賑やかです。日中は外で楽しそうに過ごしている様子を見かけますが、夜は小屋に入れてあげないと、襲われたり、盗まれたりしてしまいます。











経済的に貧しい人々にとって、卵を売って得られる収入は生活の大きな支えになります。しかし、木材がとても高いため鶏小屋を入手することは難しく、小屋の支援は自活のための大きなサポートになっています。

大量生産された卵は安価な値段で手に入りますが、こうして家庭などで大切に育てられた鶏の卵は安全で、割高ですが需要も多いようです。

食べ物のありがたみについて触れたり、命の大切さについて考えたり、こうしたことにも気づいていければいいなと思います。