夏が始まる
今日の写真は出稼ぎ労働者が暮らすコミュニティで生活物資の支援を行なった時の様子です。
皆さんが労働から帰る頃に伺うので、夕方の暗い時間になってしまいますが、様子を伺えて安堵しています。
インドはいよいよ暑く長い夏が始まる時となりました。
これから雨季が始まるまでの2〜3ヶ月は本当に暑くなるので、労働者の方々は辛く厳しい季節を迎えます。
一番暑くなる時間帯は外出を控えるように呼びかけられるようですが、労働になるとそうもいきません。
休息の時間がなかったり、あってもお給与が減ってしまったりと、生活にも大きな影響が及びます。
昨年は記録的な暑さになったので、今年もどうなるかと心配でしたが、先日のニュースで、今年は昨年ほどの暑さにはならないのではないかとありました。
というのも、今年の夏はエルニーニョ現象が見られないので、熱波の発生リスクが低いと見られているようです。
全体的に気温が上がっていて、激しい雨を引き起こしやすくなっており、夏の時期に雨が多くなる可能性もあるとされています。
この雨は恵みの雨になりますが、土壌が水分を多く含むようになり、モンスーンが始まると土砂崩れが起きる可能性が高まる懸念もあるようです。
少しでも気候が穏やかで、自然も人々も平和に暮らすことができるように祈るばかりです。