今後のデフ・チャーチ

ケララの話の続きですが、道端で田んぼの様子を見ていたとき、たまたま聴覚障害を持つ方が通りかかり、立ち話をしました。SEEDS -INDIAで支援しているデフ・チャーチ(聴覚障害がある人々の教会)に通っている方々です。



昨年にリーダー的な存在であったトーマスさんが亡くなり、今後どうなるか、難しい状況だとのこと。

デフのトーマスさんは本当に明るくて、まとめることが上手く、日曜日は誰よりも早く教会に来て、一番最後に教会を去る。手話でお説教もできる人でした。トーマスさんに代わる人はおらず、今後、教会は続いて行っても、今までのように上手くはいかないかもしれないと。

キリスト教の教会ですが、宗教に関係なく聴覚障害を持つ人々の憩いの場のようになっていたので、これからもどうにか必要とする人々の支えになっていて欲しいと思います。そうなるように、トマスさんも支援の方法を考えているとのこと。