ロックダウン延長

SEEDS-INDIAでは、YMCAと協力をして、タミルナードゥ州(ケララの隣)のTirupatturという貧困地域で支援を行いました。

SEEDS-INDIAがコーチンで食事の配給を行っているという情報を得て、Tirupattur周辺地域をサポートするYMCAから支援要請があったそうなのですが、当初は1週間の食事の配給の要請を受けていたところ、3日間に渡って食材を各日100袋を支援しました。この状況では、大海に落ちる一雫かもしれませんが、必要とする人々にとっては本当に大きな救いとなるはずです。







先週は、再び午後8時のモディさんでした。そして、第4弾のロックダウンが発表されました。これまでとは違う新たなルールのもとでのロックダウンのようですが、良かったのは、やっと経済対策が発表され、モディさんの声明以降、財務大臣からさまざまなパッケージが打ち出されています。

遅すぎた・・・インドに限ったことではないし、対策を検討している時間などなかったのでしょうが、誰もがそう口にしています。感染者は増え続け、既に発表されている中国の感染者数を超えていますが、ロックダウンはもう限界。封鎖の措置は一段と緩和されています。

見ていて本当に辛いのは、出稼ぎ労働者の人々。もうどうにもならず、政府が故郷に戻る列車やバスを手配していますが、それでも収集がつかず、何百キロと歩く人が絶えません。途中で力尽きて亡くなる人や、相次ぐ事故で亡くなる人もたくさん。インド人の友人は、もうニュースを見るのやめたと言っていました。

治安の悪化や犯罪の増加も懸念される中、環境が改善されたり、良い面もたくさんあるので、暗いニュースに引っ張られず、すべてが調和しながら良い方向に動くように、私もできることに集中したいです。