村で感染拡大

インド全体ではコロナの感染拡大は落ち着いているのですが、ケララはなかなか収まりません。SEEDS-INDIAで支援している2つのダリット村でもついにコロナの感染が広がり、亡くなった方も出ています。

スジャータがいる村もその一つで、スジャータの家の周辺家族はほとんどの人が感染。入院できるベッドがないため、重症の人を除き、皆が自宅療養しているそうです。2つの村はcontainment zone(封じ込め)に指定され、2週間の完全な隔離。多分、食料などの生活必需品も配給制となり、一歩も村の外へ出られず、誰とも接触することができないと思います。

病院の配給食の調理を行なっているスダーさんが感染したと聞いて心配だったのですが、ここまで広がっているとは思いませんでした。でも、6畳ほどの部屋に5〜6人が生活し、狭い地域でトイレや井戸を共用しているので仕方ありません。1月の上旬に封じ込めが始まったようなので、1月の中旬までは完全に隔離されるようです。

毎月の教育支援を行う子どもたちの多くもこの2つの村に居住しています。自由に動くことができないため、毎月の支援分の生活物資は、近くの敷地までまとめて運び、そこで受け取ってもらうことになりました。警察や保健当局がサポートしてくださったそうです。別の地域に居住する12の家族はSEEDS-INDIAの施設まで取りに来てもらいました。トーマスさんやスレーシュは元気で動けるので、最低限必要な活動は続けられています。








インドは一時期の歯止めがかからない感染拡大で気が滅入る思いでしたが、インド全体では9月以降ずっと感染者数は減少しています。検査数が減少しているわけではないので、確認されているよりも多くの人が既に感染していて、一部で集団免疫を獲得しているのではないかというニュースもありました。そういわれてみると、ケララはピークが遅かったように思います。

What has led to drop in Covid-19 cases in India

トーマスさんは周辺地域の支援で大変そうですが、東京のニュースにも気を揉んでいるようでした。なかなか終わりが見えず苦しい時もありますが、自分のできることを心がけ、希望を持って毎日を過ごしたいと思います。皆様もどうかお気をつけてお過ごしください。