ニパウイルス
今日の写真は病院での配給の様子です。
引き続き、パンやバナナなどを直接患者さんたちへ配っています。
日本でも一部で伝えられていますが、ケララではニパウイルス感染症によって亡くなった方が出ていて、公共の機関が閉鎖されるなどの措置が取られています。
ニパウイルスの流行が見られるのは今年が初めてではなく、2018年にもありましたが、この時は感染源もきちんと特定され、状況はその後に落ち着きました。
2020年にコロナが流行り始めた頃、ケララではこの2018年のニパウイルス流行の際に陣頭指揮にあたった保健相の方が対応を行っていました。
ケララでニパウイルスの感染の流行が見られる地域は、SEEDS-INDIAがある地域とは離れているので、SEEDS-INDIAの周辺地域で行動に制限が出ていることはありませんが、今後の状況に注意していなくてはなりません。
コロナ禍でも休まずに病院の配給を続けていましたが、先日トーマスさんにお会いしてお話を聞いていた時、病院で配給を行うリキシャ・ドライバーのスレーシュは何度も体調を崩していたと知らされて、とても心配です。
感染の流行が深刻になることなく、皆さんが安全に過ごせるように願うばかりです。
追記:9月17日にご寄付をご入金いただきました方、いつも本当にありがとうございます!次回は12月、クリスマス前の送金を予定しています。時期が明確になりましたらまた更新したいと思います。皆様、いつもありがとうございます。