学校の始まりと子どもたちへの支援

ケララではやっとモンスーンが始まりました。それまでは長い夏休みでしたが、6月の第2週目の学校の始まりに合わせて、子どもたちへの特別な支援を行ったそうです。実施日は6月8日の土曜日で、なんとモンスーンの始まりに重なりました。本当にちょうど良い時に実施できて皆で喜んだそうです。

今回は、合計で75人の子どもたちに支援を行いました。SEEDSが毎月の教育支援を行なっている子どもたちは多分40人前後なので、それ以外の洪水被害を受けた子どもたちが35人前後だと思います。









支援したのは、以下の食材と生活必需品。一人当たり、850ルピー(約1300円)

- お米5キロ
- 小麦粉2キロ
- 砂糖1キロ
- Thuvara Parippu(豆)1キロ
- 豆類1キロ
- ココナッツオイル1キロ
- ビスケット
- パーパド(豆のおせんべいのようなもの)
- じゃがいも1キロ
- 玉ねぎ1キロ
- いも1キロ
- コーヒー
- お茶
- はちみつ100g
- 赤唐辛子250gms
- 塩
- 石鹸
- 入浴用石鹸

加えて、学校生活に必要な以下のものを配りました。

- ノートブック
- 製図用具
- ペン
- 鉛筆
- 傘
- 服

さらに、それぞれの通う学校で必要な制服を、それぞれが購入できるように、サポートをしているそうです。傘の価格が思った以上に高く、まとめて購入して、割引してもらった後で、1本500ルピー(約800円)かかったそうです。安価な傘だと、インドの激しい雨風ではすぐに壊れてしまうのかもしれません。雨の日だけでなく、日差しも強いので、日傘としても使えます。

今回は、通学用のバックも検討していたそうですが、思った以上にかかってしまい、購入することができませんでした。バックは1つ700ルピーから1000ルピー(約1100円から1600円)かかるそうです。9月のオーナム祭(ケララで一番大きなお祭り)の時に、贈ることができるといいなと計画しているそうです。

配給を進めているのは、SEEDSが毎月の教育支援を行なっている子どもたち。頼もしいです。モンスーンが始まって、これからまだ学校で勉学に励む時。穏やかな気候の中で勉強に集中できるといいなぁと思います。

皆様の温かいご支援、本当にありがとうございます!