安らかに

以前書いたのですが、SEEDSが支援しているデフ・チャーチ(聴覚障害がある人々の教会)のリーダーのトーマスさんが亡くなったと連絡がありました。確か4月頃に脳梗塞で倒れ、ずっと昏睡状態でした。底抜けに明るいトマスさんだったので、絶対に意識が戻るだろうとどこかで思っていました。それは叶いませんでしたが、安らかな旅立ちになるようにお祈りしたいです。

障害を持ちながらも本当に明るくみんなを引っ張っていくトマスさんの姿には、気づかされることがたくさんありました。また会えると思っていたので、「最後だとわかっていたなら」ではないけれど、今日が最後になるかもしれないことを思って、一瞬一瞬を大切に生きたいです。



この前、ブログを更新した時に、お礼を書き忘れてしまったのですが(すみません!)、先週もご寄付をお送りいただきました方、本当にありがとうございます。豪雨被害の支援でこれからまたたくさん必要になると思うので、本当に感謝しかありません。

実はトマスさんは9月にまた日本に来るのですが、YMCAの会議やその他の講演などでかなり忙しいようなので、次はケララでお会いする約束をしています。それまでに豪雨で被害を受けた方達にできる限りの支援をしようと、現在は食材のキットや日用品などの配給を進めているようです。