ケララの様子

ケララ州は、ムンバイがあるマハーラーシュトラ州に次いでCovid-19の感染者が多くなっています。インドの感染者は外国からの帰国者が多いのですが、ムンバイは既に3月31日までロックダウンになっています。

各地で学校が休校になるなどの措置が取られていますが、ケララも10人以上の集会が禁じられたり、外出を控えるように呼び掛けられています。3月上旬で、まだ現在ほど騒がれていなかったため、教育支援を行う子どもたちへの配給は予定通り行われました。トマスさんはまだアメリカにいるので、スレーシュやスジャータたちが全て手配し、滞りなく行ったとのこと。よかったです。


これから先は、しばらくは各家庭にクーポンを配る方法になるだろうとのことでした。母親と子供を含めると、50人以上の集まりになるので、この状況では施設に集まることはできません。

病院の配給は休むことなく続いています。これまで1日も休むことなく続けてきましたが、この1食が1日の唯一の食事という人もいるので、これから先も状況が深刻になることなく、続けられるようにと願っています。この状況のために病院に来ることを避ける家族も多くなってきたため、今こそ助けが必要とのことでした。


Covid-19の感染者が出た時のための隔離病棟が設けられている病院の知人に尋ねたところ、現在は落ち着いているとの回答だったそうです。でも、もし感染が拡大したときのことを考えると想像もできないと。インドでは各州で感心するほどの徹底した対策が行われているので、もう本当に祈るばかりです。

インドでも外国人に対して、差別的な言動がとられることがあるようです。ケララでは、外国人を助けるように、人々に呼びかけられたとか。見えない恐怖に、身の回りの全てが敵のように感じてしまいますが、こういう時こそ助け合えるように私も気をつけたいです。