今年のケララ滞在

今回のケララはトマスさん宅に3泊4日の滞在となりました。実は、奥様のサリーさんが現在は息子さんがいるアメリカに滞在していて、ケララには不在。私は4月までインドにいる予定ですが、それまでにケララには戻れなそうとのことで、サリーさんが不在ながらも、この間に滞在させていただきました。

トマスさんも、この後に日本、その後にまたアメリカと忙しい日程。トマスさんは、サリーさんがいないと家のどこに何があるかまったくわからないと笑っていましたが、前のお家の方が、チャイをポットに入れて毎朝持ってきてくれました。ご飯はレストランのテイクアウトでしたが、スレーシュが3食運んでくれました。皆様のおかげでなんとか過ごすことができ、本当に良かったと、最後はトマスさんと喜びを分かち合いました。

お隣さんの鶏さん。いつも自由。豪快な鳴声で毎朝起こしてくれました。

そんな状況だったため、短めの滞在となった今年の訪問。移動を含めると、現地で動けるの2日間のみ。それでも、見たいと思っていた以下の場所を全て回ることができてよかったです。

・SEEDS-INDIAの様子
・子どもたちの教育支援
・豪雨災害後の状況
・病院での配給

しかし、ケララにいる間、毎日雨に見舞われました。一日中ずっと降り続くわけではないですが、夕方に少しの間、恐怖を感じるほどの豪雨となり、あっという間にあたり一面が水で溢れ、思うように身動きが取れなくなります。サイクロンが近づいていたためですが、この時期にサイクロンが来ることはなく、モンスーンが終わって、もう雨が降る時期でもありません。昨年と今年に豪雨災害を経験した現地の人々も口にしていましたが、気候変動を身をもって感じる滞在でした。